“恋煩い”は恋の病?

恋愛

恋煩いとは

『お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ』という言葉を聞いたことがあるのではないのでしょうか。
誰かを好きになる気持ちが強すぎると食欲不振、ため息、無気力になったりすることがあります

側から見るとまるで病気にかかったかのように見えることから、恋の病とも言われます。
僕自身恋煩いを体感することがあり、病気を疑うかのような気分でした。

恋煩いは主には片想いをしている人が恋に悩むことを指すことが多いです。
そういった際には、両思いになると恋煩いの症状がスパッと消えることが多いです。

しかし、両思いだったとしても、なかなか会うことができない関係性であったりすると起こることがあります。
遠距離恋愛をしている相手で、会っている時は元気だが、別れ際や別れてからしばらくの間気分が落ち込んでいたりするのも恋煩いに含まれます。


いろんな恋の形があり、そして恋には悩みはつきものです。
十人十色の恋煩いがあります。
そんな恋煩いについて説明していきたいと思います。

恋煩いの原因

恋煩いの原因は相手のことを好きすぎるあまり、体内のホルモンバランスが崩れることによって起こるとされています。

関係するホルモンは、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンと言われています。
アドレナリン、ドーパミンは気分が高揚した時に分泌されるホルモンであり、セロトニンは幸せホルモンと呼ばれることが多く、人肌に触れたり、幸せを感じた時に分泌されます。セロトニンは他の脳内物質をコントロールするとされています。

恋煩いはアドレナリン、ドーパミンが過剰分泌され、セロトニンの分泌が低下している状態です。
つまり、アドレナリン、ドーパミンによって気分は高揚し緊張しているのにもかかわらず、セロトニンによるコントロールがなされず精神が安定しないため、結果としてストレスを感じ、体に変化が起こる状態です。

体の状態としては、大切な発表などの直前に緊張するような状態がずっと続いているような状態と言えます。

恋煩いの症状

基本的にはストレス障害で起こるような症状があります。
無気力症、逆に没頭しすぎる。食欲不振、過剰な食欲、不眠、過眠、吐き気、胃の違和感等、様々な症状があります。

また、恋している人を思うと胸が苦しくなったり、心が病んだりするのが特徴です。

心が病んでしまうと、怒りっぽくなったりするだけでなく、ストーカー行為をしてしまったりしてしまうこともあります。

どんな人がなりやすい?

恋煩いはメンヘラな人、恋愛依存症の人がなりやすいという印象がありますが、誰にでも恋煩いになる可能性はあります。

一般的になりやすい人として、恋愛経験の少ない人、真面目で頑張り屋さんな人が挙げられます。
恋をすると恋愛一筋になり、恋愛が心の中心をになってしまい思い悩みやすくなります。

また、恋愛をしたときの気持ちの消化の仕方がわからず、発散できずに溜め込んでしまったり、好きという気持ちが膨らみすぎてしまうことによって恋煩いになったりします。

なりやすい、なりにくいというのはありますが、恋煩いは誰にでも起こりえる生理現象のため、自分がメンヘラかもとか、気持ちが大きすぎるのかななど悩む必要はなく、身近な人たちに相談してみましょう。

恋煩いの対処法

対処法として、膨らみすぎた恋の感情を発散する必要があります。

できるだけ一人にならず、誰かと過ごす
・身近な友人に今の気持ちを話してみる
・恋愛以外のこと(趣味など)に没頭してみる
・小説やドラマで思いっきり泣いてみる

などがあります。

自分なりの恋の感情を発散する方法があれば、恋に悩みすぎることなく好きな人と向き合うことができます。
そうすればいい方向につながるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました