バンクシー展行ってきた in Nagoya

日常

「バンクシー展 天才か反逆者か」に行ってきました。
2/3~6/20までは名古屋で、7/2~10/31までは福岡で行います。

バンクシー展のホームページはこちら

Banksyとは、イギリスを拠点に活動している匿名のアーティストであり、世界中にBanksyによって描かれたとされる作品が点在しています。

あまりBanksyのことについてあまり知らなかったが、社会に対する批判を象徴するような風刺画を世界中でストリートアーティストとして描いている人ということを知り、どんな人なのか、どんな作品を描くのか気になり、展示を見に行きました。

展示会場はすべての作品で撮影可能で、見に来ている人たちはみんなスマホで写真を撮っていました。

今回はバンクシーの作品自体を先入観なく見るために、説明などを極力見ることなく作品自体を見ることにしました。

最後まで見た感想として、展示会のテーマに応えるのであればバンクシーは天才であり、反逆者である。
しかし、僕自身バンクシーは天才であることに同意はするが、反逆者であるということに関しては、すこし違うように思えました。

個人的な考えであるが、バンクシーは社会、世界に対して悲しいという感情を抱いているように思える。
人が人間としての本質を見失い、世界に翻弄され消費社会へと飲み込まれてしまっている。
強者は弱者に気づくことなく、より格差を広めている。
人が当たり前のことにかんして、疑問をいだかないことに怒りを覚えている。

といったように感じました。
天才が故の世界の本質に気づいてしまった。
しかし、自分自身が政治家になっても世界を変えることができないから、アーティストとして、世界に訴えかけている。

バンクシーのことをほとんど知らないが故委に、この感じ方があっているかどうかは全くわかりません。
見当違いのことを言っているのかもしれないです。

しかし、作品からは強い意志は感じたが、反逆者という言葉のような暴力的な側面は感じず、悲しみやバンクシー自身の強い意志が感じられ、そして、それを隠そうということなのか、ユーモアをきかせてなのか、風刺画として描いているように感じました。

正直なところ、作品の半分近くは何を言いたいのか全く分からない作品ばかりでした。
しかし、あとの半分からは自然と感じられるものがありました。

バンクシーは天才が故にユーモアのある批判的な風刺画を描くことができる。
絵の技術も非常に素晴らしいと感じました。

僕自身、社会に対して批判したいこと、訴えかけたいことがあり、それとバンクシーの作品とが重なり、このような絵の解釈になったのかもしれないです。

バンクシーの作品はだれが見ても何かしら感じるものはあるだろうなと思いました。
あなたの目にはバンクシーの作品はどのように見えているのかとても気になります。

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