LITHON ホームロースター RT-01
コーヒーを自家焙煎するのはなかなかハードルが高いと思われがちですが、実は2万円程度で簡単に自家焙煎ができる機械が世の中にはあります。
今回紹介するのは、LITHON(ライソン)ホームロースター RT-01です。
手軽に本格的なコーヒー焙煎ができる機械としては最も有名なホームロースターの一つです。
機会があって、このホームロースターを購入し、しばらく使ってみた感想を今回まとめていきたいと思います。
良い点
生豆は値段が安い
焙煎したての新鮮なコーヒーを飲める
少量からできるので、消費に困らない
生豆でコーヒー豆を仕入れると、焙煎した豆を買うよりも約1/4ぐらいの値段で買うことができます。
また、焙煎した豆の賞味期限は1~2ヶ月と言われている中、生豆では2年ほど持つと言われています。
つまり、気に入った豆があったら生豆で仕入れることで安く、そして焙煎したての最も美味しい状態で飲むことができます。
コーヒー豆は焙煎後3日~2週間ぐらいが最も美味しいとされています。
コーヒー屋さんで豆を買うと100g単位で大体販売されており、焙煎から早くても1日や2日は経っているので(コーヒーチェーン店等はもっと)、美味しいコーヒーを飲もうとするのであれば、かなりすぐ100gを消費しなければなりません。
100gというと大体10杯分であり、毎日飲んだとしても一人だと結構大変な量です。
この焙煎機は40g ~ 60gのコーヒー豆を焙煎できるので、無理なく消費できる範囲でベストな状態のコーヒー豆を飲むことができます。
焙煎という結構自分でやると大変な作業を、手軽に放っておくだけでできるので、非常に僕個人としては気に入っています。
悪い点
音がまあまあうるさい
焙煎の匂いが結構する
焙煎度の細かい調節ができない
まず使ってみて最初に驚くのは、動作音のうるささです。
隣で動かしながらYouTubeを見るのはちょっときついなぐらいのうるささです。
響くような音ではないので、マンションとかでも使えないことはないですが、結構音がするので、最初驚くと思います。
焙煎の匂いが結構するというのは、どのマシンでやってもそうだと思いますが、焙煎をすると本当にコーヒー屋さんのような匂いに部屋がなります。
換気をしながらやったほうがいいレベルですし、換気をしていても匂いは一日残ります。
コーヒーの匂いなので、コーヒーが好きな人にとっては悪い匂いでは全然ないし、部屋の芳香剤的な感じになりますが、人が家に遊びに来る時などに焙煎をするのは控えたほうがいいかもしれません。
焙煎度の細かい調整ができないことについて
モードが二つあり、Medium とDarkがあります。
Mediumモードは中煎り焙煎ぐらいの程度で、Darkは深煎り焙煎ぐらいの程度です。
(画像は上がMedium, 下がDark)
もっと細かくいうのであれば、Mediumはミディアムロースト、Darkはシティもしくはフレンチローストぐらいです。
最も好みの人が多いと思われる焙煎程度である中深煎りはこの機械ではできないので、そのコーヒーを飲みたい人は少し工夫が必要かもしれないです。
総評
コーヒー豆の焙煎はコーヒー好きにとって一度はやってみたいことの一つだと思います。
悪い点はありつつも、僕自身は結構気に入って使っています。
生豆からコーヒー豆を選ぶ楽しみであったり、焙煎の様子をじっくり観察できたり、非常にコーヒーの楽しみが広がります。
万人におすすめとはいいませんが、コーヒー焙煎を始めてみたい人、興味ある人にとっては手軽に比較的低価格で始められるので、そういった方におすすでです。
コメント