聞かされる発表から聞かれる発表へ!

日常

大学生活において避けては通れないもの、その一つが発表です。
授業だけでなく、研究室、ゼミ、サークル活動などでも人の前に立ち、発表する機会は多くあります。

小学校から高校までは授業を受けるだけであり、長い時間の発表というのはなかなか行う機会が少なかったのに、
急に大学に入ると人前に立たされることが多くあります。

ただ、周りの人たちの中には発表が苦手であったり、嫌いだったりする人が多くいるのも事実であり、
発表自体も発表が下手だなー、退屈なだーと感じてしまう人は残念ながら多くいます。

そこで、大学生活で培った発表のノウハウをどんどん載せていきます。

今回は発表を行う上での心の部分です。

発表が下手な人たちの典型例として、聞かされる発表を行なっているということです。
例として、
・一枚のスライドの説明時間が長い
・発表に空白の時間がある
・スライド枚数が多い
・話の繋がりがわからない
などです。

基本的に発表を聞く人たちは、発表を聞きたいという意欲はほとんどないと思った方がいいです。
誰もあなたの発表に最初から興味を持っている人はいないのです。

発表を聞く人たちの気持ちは、中学校で30分ぐらいの校長先生の話を体育館で聞いている気分です。
学生時代に校長先生の話を毎度興味津々で聞いていた人は少ないでしょう。

このような聞きたいという意欲のない聴衆に対して、自分本位の発表をすることによって、自分自身は満足するかもしれませんが、聴衆は退屈します。

人によっては、聴衆が楽しそうでない、スマホを触っている、寝ているなどの様子を見て、自分の発表はだめなんだと自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。

そのようにならないために、聞かれる発表をする必要があります。

聞かれる発表には小手先の発表の技術も大切であるが、もっとも重要なのは自分自身の発表に対する考え方である。
その考え方が変われば、聴衆を意識した発表になるでしょう。

聞かれる発表のために重要なことは、
・発表で最も伝えたいことは何かをはっきりする
・発表はシンプルに、最小限に
・自分がわかりにくい、気になると感じるところはなくす
です。

発表で10あったとする。
10を同じテンションで話すと聴衆にも全く何も残らないが、1つだけを重要そうに話すと、その他の部分は全くゼロかもしれないが、その1だけは少なからず頭に残るだろうと思います。

話したい内容を絞り、短く端的に、そしてわかりやすく

意見を押し付けるような発表ではなく、自然と聞いてもらえるような発表というのを目指す。
それを意識していれば、自然と発表はよくなっていくと思います。

発表がうまいなという人がいれば、その人たちに色々きいてみましょう、
そういう人がいなければ、発表のお手本としてよく取り上げられる、スティーブ・ジョブズ、オバマ大統領などの発表を見てみましょう。
彼らの発表は言葉だけで、多くの人に伝えることができます。
それは、技術もすごいが、最も、自分の伝えたいことがはっきりしているという点があると思います。

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