Visual programing languageとしてのBonsai

Bonsai

Bonsaiは2015年に論文で発表されたVisual programming languageです。
Bonsaiを使うことでセンサーからの情報を取得し、処理を同時に行うことを可能としたものです。

Bonsaiの特徴として、複雑な処理をパズルを組み立てるような形で簡単に作ることができ、そして、その処理の結果をリアルタイムで確認することができるという点にあります。

また、Bonsaiは他の解析ソフト(DeepLabCut. open ephys, bon visionなど)、ハードウェア(カメラ、コントローラー、マイコンなど)などと組み合わせることができ、拡張性が非常に高いことがあります。

難しそうに見えるプログラミング言語を学習しなくても、直感的に複雑な解析や処理を行うことができるため、誰でも簡単に使うことができ、実験の幅がよりひろがります。

Bonsaiに関する論文はこちらから。
また、Bonsaiのインストールはこちらから。

論文の画像より引用。
この丸がノードと呼ばれる各処理を示すものです。

これが実際にBonsaiを使っているときの画面です。(論文から引用)
左側ではノードの検索をし、目的のノードを追加することができ、中央の画面ではノードを並べることでどのような処理を可視化しながら組み立てることができ、右側は各ノードの詳細設定です。

メイン画面でポップアップしているのは各ノードの実行状況であり、カメラのキャプチャーであれば、実際のカメラの画像を出力することができます。

一見難しそうに見えるが、こうやってみてみると意外と簡単なように見えます。

では実際にインストールしていきます。
といっても、こちらのサイトより、ダウンロードするだけです。
ダウンロードした “Bonsai-*.*.*.exe” ファイルを開き、ダウンロードするだけです。
ウイルスバスターなどのセキュリティソフトなどによってインストールできないことがあることに注意が必要です。

Bonsaiをダウンロードするとソフト一覧にBonsaiとBonsai (X86)が追加されます。
通常使用する際はどちらでも大丈夫であるが、ときどきどちらかが動かないなどがあり、動かないときは、もう一方のほうで動かしてみるとうまくいくことがあります。

問題点として、Bonsaiは今現在はWindowsでのみ対応しており、LinuxやMac OSでは対応していません。
今後は利用できるかもしれないが、ここも注意が必要です。

次回から実際にBonsaiを使ってみようと思います。

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